LGディスプレイは24日、業界初となるノートパソコン用「13インチタンデムOLED(有機EL)パネル」の開発を完了し、最近量産を開始したことを明らかにした。
LGディスプレイが2019年に初めて商用化に成功したタンデムOLEDは、レッド・グリーン・ブルー(RGB)有機発光層を2層で積み重ねる方式で長寿命、高輝度を実現し、従来の1層であるOLEDパネルに比べて耐久性と性能が優れているという。
OLED素子に加わるエネルギーを分散させ、より長く安定して動作できるため、品質基準が厳しい車載用OLEDに初めて適用された。
ノートパソコン、モニター、タブレットなど、画面の使用時間が比較的長いIT製品にも最適化された技術と評価されるというのが同社の説明だ。