韓国の有力バッテリー企業であるLGエナジーソリューション(LGES)が、中国が独占しているリン酸鉄リチウム(LFP)電池市場において、韓国企業としては初めて大規模受注に成功したことが分かった。
LGESは1日(現地時間)、ルノーの仏本社において、ルノーの電気自動車部門「アンペア」(Ampere)との間で、電気自動車用パウチ型LFPバッテリー供給契約を締結したと明らかにした。
現場にはソ・ウォンジュンLGES自動車電池事業部長のソ・ウォンジュン副社長、チェ・スンドン自動車開発センター長のチェ・スンドン副社長、フランスア・プロヴォ・ルノーCPO副社長、ジル・ル・ボルネCTO副社長などが出席した。
供給期間は2025年末から5年間だ。約39ギガワット時(GWh)規模のLFPバッテリーを供給する。これは電気自動車約59万台を生産できる量だ。