SKハイニックスは25日に開かれた第2四半期(4~6月)決算発表カンファレンスコールにおいて、「第3四半期(7~9月)にはHBM3EがHBM3の出荷量を大きく上回り、全体のHBM出荷量の半分を占めるだろう」とし、「今年は増加したシリコン貫通電極(TSV)キャパ、1bnmへの転換投資を基盤にHBM3Eの供給を迅速に拡大する計画で、昨年に比べて約300%のHBM売上成長を達成すると予想している」と述べた。
SKハイニックスは「HBM3E 12段製品の需要は来年本格的に増加するだろう」とし、「(SKハイニクスの場合)来年上半期中にHBM3E 12段の供給量が8段製品を上回るだろう」と予想した。
続けて、「HBM3E 8段に比べて12段製品の技術難易度は高くなるが、8段製品の成功的な開発、量産ランプアップ(生産量拡大)が進んでおり、安定的な収量に必要な時間を短縮することができる」と説明した。

SKハイニックスは「(第6世代である)HBM4 16段製品は、2026年に需要が発生すると予想されるため、これに備えて開発する予定」とし、「(HBM4 16段には)アドバンストMR-MUF、ハイブリッドボンディング技術をすべて検討し、顧客のニーズに合致する最適な方式を使う計画」と述べた。