KIST、次世代燃料電池の電解質生産温度を低下させる合成法を開発

次世代燃料電池であるプロトンセラミック電池の価格を下げ、性能を向上させる電解質合成法が開発された。

韓国科学技術研究院(KIST)は28日、水素エネルギー素材研究団のジ・ホイル主任研究員の研究チームが韓国金吾工科大学のチェ・シヒョク教授と共同で、プロトンセラミック電池の電解質の焼結温度を低下させる新しい合成法を開発したと発表した。

焼結とは、粉末状の物質を固めるために、溶融点よりも低い温度で熱を加え、粒子同士を結びつけて密度の高い素材を作る工程である。固体酸化物燃料電池などの電解質を作る際に利用される。