走る電気自動車に無線で電力を供給する技術を蔚山科学技術院(UNIST)の研究陣が開発した。
16日、UNISTによると、電気電子工学科のビョン・ヨンジェ教授チームは、移動中の電気自動車に途切れることなく電力を供給する「無線電力供給トラック」を考案した。
直線状の電磁波発生器に電流を流すと、近くに円形の磁場が発生する。
この磁場がリング状の電力受信機を通過しながら電力が無線で伝達される方式だ。
また、複数の電線で電磁波発生器を構成して磁場の範囲が広くなり、電力受信機が電線の水平方向と垂直方向に自由に移動することができる。
このおかげで、電気自動車は広い磁場が形成した電力供給トラックの上で前後左右に柔軟に走行可能だ。
研究チームは、電力供給トラックと電力受信機の構造を最適化するアルゴリズムも