韓国水資源公社が、米国イェール大学の研究陣と共に、下水再利用水を活用した半導体の超純水開発に乗り出す。
27日、水資源公社によると、今月、韓国産業通商資源部から研究事業費60億ウォンを支援され、下水再利用水を超純水原水として活用する技術開発に取り組むことにした。
現在、韓国ではサムスンとSKが京畿道龍仁・高徳産業団地などに新規大規模半導体工場を建設することになり、追加用水供給のために下水再利用水を活用する案が推進されている。
しかし、下水再利用水には特定の低分子有機物が存在するため、そのまま使用すると超純水生産施設に影響を与える。このため、企業も下水再利用水の使用を控えている。
現在、この問題を解決する商用化された技術がないため、水資源公社が米国エール大学の化学工学の教授陣で構成されたウォーターセンターと2028年まで下水再利用水を超純水原水として使用できる水処理技術の開発に取り組むことになった。
水資源公社のイ・ギョンヒョク研究員は、「世界最大のファウンドリ企業である台湾のTSMCも下水再利用水を超純水として活用する方法を研究している」とし、