DSCC「中国、2028年に韓国の有機EL生産能力を追い越す見込み」

中国の有機発光ダイオード(OLED)生産能力が、2028年には韓国を超えると予測されている。中国の主要ディスプレイ企業BOEは、折りたたみスマートフォン向けのフレキシブルOLED生産において、サムスンディスプレイを凌駕する見込みである。

市場調査会社DSCCの10日の報告によれば、世界のディスプレイ生産能力は昨年から2028年まで年平均1.4%増加すると予想されている。具体的には、液晶ディスプレイ(LCD)は年平均1%の成長、OLEDは年平均4.8%の成長が見込まれている。

図:DSCCの当該レポート

中国のディスプレイ生産能力の割合は、2023年の68%から2028年には74%に増加するとされている一方で、日本、韓国、台湾の生産能力は減少する見通しである。

OLED生産能力に関しては、中国が2023年から2028年まで年平均8%の成長率を示し、韓国の年平均成長率(2%)の4倍の速さで成長し、韓国を追い越すと予測されている。

さらに、DSCCはフレキシブルOLED生産能力について「サムスンディスプレイが