中国BYDの人気SUVが10万台リコール…「操舵装置の欠陥」

世界最大の電気自動車(EV)メーカーとして浮上した中国のBYD(比亞迪)が、操舵装置の製造プロセスに欠陥が見つかり、約10万台の車両をリコールすることになった。

中国国家市場監督管理総局は29日、BYDの小型ハッチバック「ドルフィン」とスポーツユーティリティ車(SUV)「元プラス」の計96,714台をリコールすると発表した。このうち、87,762台は2023年2月から12月にかけて中国で生産されたもので、8,952台は2022年11月から2023年6月に生産されたものだ。リコールは30日から実施される。

当局によると、