LGエナジーソリューション(LGES)は、バッテリー製造を超えて「エネルギー循環ビジネス」への事業拡大を目指す。これを基に、2028年までに売上を2倍以上に増加させることを目標としている。
LGエナジーソリューションは、7日にソウル・マゴクのLGサイエンスパークで社員向けのビジョン共有会を開催し、新しい企業ビジョン「エネルギーで世界を目覚めさせる」(Empower Every Possibility)を発表した。
2020年末に正式に設立されたLGエナジーソリューションが企業ビジョンを発表するのはこれが初めてである。
電気自動車の需要が一時的に停滞する中、新しいビジョンと中長期戦略の発表により、企業価値と成長性を強調したものと解釈される。
このイベントには、CEOのキム・ドンミョン社長をはじめとする経営陣と約300人の社員が参加し、オンラインで生中継された。
新ビジョンには、LGエナジーソリューションの事業の本質が単なるバッテリー製造ではなく、エネルギーを保存し移動させるすべてのエネルギー循環にあり、これらのエネルギー循環エコシステムの中心から無限のビジネス機会を開く意図が込められている。
また、ハードウェアを超えてソフトウェア・サービス事業にビジネスを拡大し、持続可能なエネルギーエコシステムを構築するなど、事業構造を発展させ「トータルソリューションプロバイダー」として市場をリードするという抱負も示されている。
キム社長は「潜在的なすべての力を目覚めさせるエネルギーで我々の事業を拡大し、会社と社員が無限の成長の可能性を発揮できるようにすることが今回のビジョンの意味である」と述べた。
また、「最終的にはエネルギーエコシステムを構築し、持続可能な世界を積極的にリードする」とし、「数多くの可能性に挑戦し、目覚ましい成果を上げてきた成功DNAを基に、さらに多くのビジネス機会を創出し、市場を圧倒する技術リーダーシップを構築していく」と強調した。
LGエナジーソリューションは、2028年までに2023年(33兆7455億ウォン)に対して