LGES、メルセデス・ベンツと大規模電気自動車バッテリー供給契約を締結

LGエナジーソリューション(LGES)がメルセデス・ベンツと電気自動車バッテリーの供給契約を締結した。契約は2023年10月8日に発表され、販売地域は北米およびその他の地域である。

契約内容として、2028年から10年間で総計50.5GWhのバッテリーを供給予定で、契約金額は非公開だが数兆ウォン規模と予想されている。

供給されるバッテリーは46シリーズの次世代円筒形バッテリーで、2170型(直径21mm、長さ70mm)と比較し、エネルギー容量は5倍、出力は6倍、航続距離は16%向上している。

バッテリーはアリゾナ州に新設中の円筒形バッテリー工場で生産される予定で、同工場は北米での2番目の専用工場で36GWh規模となり、2026年から本格稼働する見込みである。

今回の契約は、テスラに加え、欧州の伝統的な完成車メーカー(OEM)への大規模供給契約を獲得した点で意義が大きい。

2023年10月7日には