韓国研究チーム 「爆発危険のない水系亜鉛二次電池技術を開発」 国際学術誌に掲載

嘉泉(カチョン)大学化工生命工学専攻の許在鉉(ホ・ジェヒョン)教授、金日泰(キム・イルテ)教授、安容南(アン・ヨンナム)教授の共同研究チームは、爆発の危険がない高性能の水系亜鉛二次電池用の電極材料を開発したと16日に明らかにした。

今回の研究成果は、「ジャーナル・オブ・ケミストリー」オンライン版にも先月13日掲載された。

研究チームは、水系亜鉛二次電池で長年問題とされてきた、充放電過程での亜鉛負極上のデンドライト(バッテリーの負極表面にできる枝状の結晶)形成や、水素ガスの発生、水系電解質内の腐食問題を解決するために、亜鉛金属表面にチタン酸カルシウムナノ粒子をコーティングした。

人工皮膜として使用されたチタン酸カルシウムは強い耐化学性を持ち、