SKイノベーションのバッテリー部門子会社であるSKオンが黒字転換に成功した。
SKイノベーションは4日、2023年第3四半期の売上高が17兆6570億ウォン、営業損失が4233億ウォンに達したことを発表した。前期比では、売上が1兆1422億ウォン、営業利益が3775億ウォン減少しており、前年同期と比べると営業利益は赤字に転落している。
業績悪化の主要因としては、原油価格の下落や在庫評価損失、主要化学製品のスプレッド(原油精製による収益性)の減少が挙げられる。SKイノベーションは「第4四半期には、世界経済の景気後退懸念の緩和とともに、精製マージンの回復が見込まれ、バッテリー事業も顧客企業の北米工場稼働や新車発売計画により出荷量の増加が期待される」とし、業績回復への期待感を示した。
第4四半期の石油事業では、グローバルな景気後退懸念が緩和されることから、