【Tech briefing】韓国バッテリー業界に試練、ノースボルト破産と株価下落が波及

(※Tech briefingは内外の報道を基にしたブリーフィングサービスです。出典は記事末尾に掲載しています)

– 世界的な電気自動車(EV)の需要の低迷(キャズム)により、EV用バッテリーの生産業者にも影響が広がっている。

– ヨーロッパのバッテリーメーカーであるノースボルトが先月破産申請をし、さらにゼネラルモーターズ(GM)がLGエナジーソリューション(LGES)にアメリカの合弁工場の株式を売却することが発表された。

– GMの株式売却は、EV需要の低迷が原因の一つとして評価されており、特に米国のインフレ削減法(IRA)の政治的不確実性も影響を与えている。

– GMはLGエナジーソリューションとの合弁で、ミシガン州ランシングで建設中のバッテリー第3工場の株式を売却することを決定。これにより約10億ドルの投資回収が期待され、売却は来年第一四半期に完了予定。

– ノースボルトはスウェーデンのEVバッテリー最大手であり、150億ドルもの投資を受けていたが、