韓国化学研究院のウォン・ジョンチャン博士、キム・ユノ博士、パク・ジョンミン博士の研究チームは、水を溶媒として使用し、高性能なポリイミドを合成する環境に優しいプロセスを開発したと15日に発表した。
ポリイミドは優れた耐熱性と機械的強度を持つ高分子素材で、ディスプレイや半導体など先端産業分野で幅広く活用されている。
しかし、毒性のある有機溶媒を使用することで環境汚染の懸念があり、重合プロセスの温度が350度以上と高く、エネルギー消費が大きく、生産コストが高いという課題があった。
研究チームは、有機溶媒の代替として水を使用し、従来に比べてプロセス温度を250度以下に下げながら、