サムスンディスプレイは、アメリカ・ラスベガスで開催中の「CES 2025」において、メディア向けイベントを開き、レノボの新製品「シンクブック プラス G6 ローラブル(ThinkBook Plus G6 Rollable)」にロール式ディスプレイを供給すると9日(現地時間)に発表した。レノボは7日(現地時間)、ラスベガスでこのノートPCを公開し、6月にグローバル市場で発売する計画である。
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この製品はキーボード下部に隠されているパネルを縦方向に拡張すると、画面が約50%拡大し、差別化されたモバイルコンピューティング体験を提供する。通常の状態(Roll-In状態)では5:4の画面比率で14インチサイズの一般的なノートPCとして使用可能であり、拡張時(Roll-Out状態)には8:9の画面比率で16.7インチの大画面を実現し、快適なマルチタスクが可能となる。
サムスンディスプレイは今回のパネル製品にロール式技術だけでなく、プレミアムスマートフォン向けパネルに採用されている低消費電力技術「エコスクエアOLED(Eco² OLED™)」をノートPC製品として初めて適用し、パネルの薄型化と消費電力を約30%削減したと発表した。エコスクエアOLEDは、