有機発光ダイオード(OLED)の名門と呼ばれるLGディスプレイが、第4世代OLED TVパネルを発表した。
LGディスプレイは16日、マゴクLGサイエンスパークにおいて、人工知能(AI)TV時代に最適化された第4世代OLED TVパネルを公開した。
このOLED TVパネルは、業界最高水準である最大輝度(画面の明るさ)4000ニットを達成した。輝度が高いほど、肉眼で見るのと同じような鮮やかな表現が可能になるため、業界では輝度を画質の核心要素と見なしている。
最近発売されるAI TVは、リアルタイムでコンテンツを分析し、最大8K以上の超高画質を実現するアップスケーリング技術を備えているため、高い輝度とエネルギー効率を両立するパネルが必須である。
このパネルは、4000ニットの明るさを基盤に、TVに搭載されたオンデバイスAIとリアルタイムで相互作用し、どのような環境でも最適な画面を提供し、最先端のAI TVの性能を完全に実現する。
このパネルの核心は、RGB(赤・緑・青)の素子を独立して積み上げて光を放つ「プライマリーRGBタンデム」構造である。LGディスプレイはこれまで、エネルギー波長が相対的に短い青色素子を2層に積み、1層に赤色、緑色、黄色素子を全て配置する3層構造の光源を使用してきた。
第4世代OLED TVパネルに採用された「プライマリーRGBタンデム」は、2つの青色素子層と、それぞれ独立した赤色、緑色素子層を加えた合計4層構造の光源を採用したLGディスプレイの独自技術である。従来より1層を追加し、生産される光の量を増加させ、