リチウム二次電池(LIB)のセパレーター(分離膜)市場は成長を続けているが、中国企業の積極的な増設により供給過剰の懸念も浮上している。
エネルギー専門の市場調査会社SNEリサーチが13日に発刊した「2025年リチウム二次電池セパレーター技術動向と市場展望」報告書によると、グローバルなリチウム二次電池セパレーター市場は2035年に599億㎡(128億ドル)規模に成長すると予測された。

また、市場規模は2020年の39億㎡(22億ドル)から年平均12%以上の成長を遂げると見込まれている。
この成長は、電気自動車(EV)の普及拡大やエネルギー貯蔵システム(ESS)の需要増加が主導しており、