韓国証券社「米半導体規制、サムスン電子・SKハイニックスへの影響は少ない」

韓国の証券会社・KB証券は17日、アメリカの新しい半導体規制がサムスン電子(005930)とSKハイニックス(000660)に与える影響は限定的であると発表した。

アメリカ商務省産業安全保障局(BIS)は15日(現地時間)、中国とシンガポールのAI・コンピュータ関連企業27社を「懸念取引業者」リストに新たに追加し、これらの企業がアメリカ政府の許可なしに商品や技術を輸出できないようにした。

また、14nm(ナノメートル)または16nm以下の半導体を中国などに販売するには許可を取得する必要があるとした。

これについて、キム・ドンウォン研究員は「懸念取引業者リストに新たに追加された企業は、ほとんどが中国の軍事部門やアメリカの制裁対象であるファーウェイを支援している疑いを持つ企業だ」とし、「サムスン電子とSKハイニックスへの影響は限定的であると予想される」と述べた。

さらに「今回の規制は、