LG化学が国内初の前駆体フリー正極材(LPF: LG Precursor Free)を量産する。
LG化学は5日から3日間、ソウル・COEXで開かれる「インターバッテリー2025」で、前駆体フリー正極材を初めて公開し、上半期に量産を開始して市場攻略を加速する計画だと28日明らかにした。
前駆体フリー正極材は、別途の前駆体なしでカスタム設計された金属を焼成して正極材を製造する方式だ。従来の方式に比べて低温出力性能が改善され、開発期間が短縮される。炭素排出と廃水発生も減らすことができ、環境にやさしい製造工程と評価される。LG化学はこれを基盤に、性能・コスト・環境面で差別化されたソリューションを顧客に提供する方針だ。
今回の展示でLG化学は「Sustainable Future, Powered by LG Chem」をテーマに、