SKハイニックス新副社長「次世代HBMはカスタマイズ化される」

SKハイニックスの技術役員がハイテクメモリ半導体である高帯域幅メモリ(HBM)の事業展望を明らかにした。

クォン・ウンオSKハイニックスPI(工程統合)担当副社長は28日、同社のニュースルームに掲載された社内インタビューにおいて、「(次世代HBM市場は)顧客が望む価値を込めた製品に専門化され、顧客カスタマイズされるだろう」と述べた。

※クォオン副社長のインタビュー全文(ハングル):https://news.skhynix.co.kr/post/2024-new-executive-gwoneono

HBMは、複数のDRAMを垂直に接続してデータ処理速度を向上させた高性能メモリで、人工知能(AI)産業の成長とともに需要が高まっている。SKハイニックスはHBM市場で先行していることで知られている。

クォン副社長は、次世代HBMが機能的に優れていることに加え、顧客別に差別化したスペシャリティ能力とメモリ以上の役割を果たせる形に進化しなければならないと強調した。