サムスンSDIが全固体電池量産と超急速充電技術を発表へ

サムスンSDIは6日(水)から3日間、ソウル・COEXで開催される「インターバッテリー2024」に参加し、全固体バッテリーのリーダーシップを強化し、「超格差技術力」を基にバッテリー市場をリードしていく多様な製品ラインナップを公開すると5日明らかにした。以下に発表全文訳を掲載する。

※同社の発表原文(ハングル)はこちら:https://www.samsungsdi.co.kr/pr/sdi-news/3521.html?pageIndex=1&idx=3521&searchCondition=0&searchKeyword=

今回の展示会でサムスンSDIは、業界最高のエネルギー密度を誇る900Wh/LのASB(All Solid Battery)の量産準備ロードマップを初めて公開する。

'夢のバッテリー'と呼ばれるASBは、固体電解質を使用して火災の危険性が少なく、走行距離が長いため、バッテリー業界で注目されている次世代バッテリーだ。

サムスンSDIは、現在量産中の角型バッテリー(P5)と比較して約40%程度向上したエネルギー密度900Wh/Lの全固体バッテリーの開発及び量産準備計画を明らかにする予定だ。独自に造成した固体電解質素材の改善と革新的な無陰極技術を通じて陰極の体積を減らし、正極材を追加することで、業界最高のエネルギー密度を達成するという計画だ。