北米バッテリー分離膜市場規模2030年53憶ドル…”韓国企業が主導する”

北米の電気自動車用リチウムイオン電池(LIB)分離膜市場が2030年に53.1億ドルまで成長するという見通しが出た。参入障壁が高い産業特性に加え、米国のインフレ防止法(IRA)により中国メーカーの北米進出が難しくなり、韓国の分離膜メーカーが恩恵を受けるという分析だ。

SNEリサーチが10日に公開した「LIB市場による分離膜市場の変化の展望('20~'30) - LIB覇権競争時代、分離膜の方向性は?" レポートによると、北米電気自動車用LIB分離膜市場は2022年8億5000万㎡(平方メートル)から2030年91億8000万㎡まで年平均35%成長する見通しだ。金額基準規模も2022年7億3000万ドルから2030年53億1000万ドルまで年平均28%の成長が予想される。