世界知的財産機構(WIPO)が論文、特許など研究成果をベースに評価した全世界科学技術団地(クラスタ)ランキングで韓国ソウルが4位、大田(テジョン)が20位となった。科学技術集約度の評価では大田が3位、ソウルが31位だった。
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WIPOが発刊した「2022年グローバルイノベーション指数」報告書のうち科学技術クラスタ総合評価の結果、100大科学団地ランキングにおいて、1位は日本の東京・横浜エリアとなった。2位は中国深圳・香港・広州エリア、3位は中国北京エリアだった。
韓国ソウルは4位で、米国サンノゼ・サンフランシスコエリアが5位を記録した。韓国の都市の中では大田(20位)、釜山(74位)、大邱(88位)が続いた。
日本の都市では、大阪・兵庫・京都エリアが7位、名古屋が12位に入った。
今回の評価結果は、PCT(国際特許)の出願、科学出版物、PCTシェア、出版物シェアを考慮して順位が算定されたものだ。 WIPOは「北米、ヨーロッパ、アジアに科学技術団地が集中したが、今回の調査結果では、中国と米国はそれぞれ21団地が入るな、2強体制がより顕著だ」とし、「ドイツは10団地が、日本は5団地が含まれ後に続いた」と説明した。
一方、大田は科学成果を人口比で評価した科学技術密集度評価において、英国ケンブリッジとオランダ・ベルギーのエイントホバーンに続き世界3位になった。科学技術的密集度や論文、特許などで米国サンノゼ・サンフランシスコ(4位)、英国オックスフォード(5位)より高く評価された。
この分野で東京・横浜エリアは20位に留まる一方、金沢が14位にランクインしている。
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