韓国聯合ニュースは18日、ブルームバーグ通信の報道を引用し、米半導体メーカーのマイクロンが日本政府から2千億円の補助金を受け、日本で次世代半導体を生産する予定だと伝えた。
聯合ニュースの当該報道:https://n.news.naver.com/mnews/article/001/0013949755?sid=105
匿名の情報筋によると、マイクロンは日本政府の補助金を自社広島工場にオランダASMLの最先端極紫外線(EUV)露光装置を設置するために使用する計画だと伝えられた。
2013年以降、日本に13億ドル以上を投資してきたマイクロンも広島工場に施設投資を行う予定だが、具体的な規模は確認されていないとブルームバーグ通信は伝えた。
日本政府のマイクロンへの補助金支援計画は、岸田文雄首相が18日、サンゼイ・メトロトラ・マイクロンの最高経営責任者(CEO)を含め、韓国、日本、台湾の半導体企業代表と会い、日本への投資を要請する場で公開される予定だとブルームバーグは伝えた。
日本経済新聞の18日報道によると、マイクロンは日本に5000億円を投資し、広島県に最先端の半導体生産設備を導入する予定だと伝えられた。
日本政府とマイクロンとの今回の合意は、米中間の緊張が高まる中、自国の半導体産業を発展させようとする日本の野心的な計画の一つだ。
日本政府は以前、熊本県に半導体工場を建設中の世界最大の半導体ファウンドリ(半導体委託生産)メーカーである台湾のTSMCに4千760億円の補助金を支援したことがある。
この報道をみた韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されいている。(※ネイバーニュースコメント参照)
「米国、台湾、韓国がみんな日本に投資するこの状況は何なんだ?」
「尹錫悦大統領は米国に行って何をしてたんだ?」
「半導体産業がまた日本に向かっているようだ」
「バイデンは韓国の半導体産業を日本に移動させようとしていることに気づけ」
「地震の多い土地に半導体工場を作ってもなあ」
以上 コリアエコノミクス編集部
(参考記事:韓国紙「サムスンが日本に先端半導体拠点を設立へ」「100億円以上の補助金獲得か」)
(参考記事:韓国企業がEUV金属酸化物レジストを量産へ…JSR子会社との提携でOEM生産に)
(参考記事:米中対立後、米半導体輸入市場で台湾がシェア1位に…韓国は微増に留まる)