「スマホ用OLED比率、今年50%突破…日中が韓国メーカーを追い上げ」トレンドフォース

世界のスマートフォン市場で有機発光ダイオード(OLED)パネルを適用したスマートフォンの割合が今年を境に全体の半分を超えるとの見方が強まっている。韓国のサムスンディスプレイだけでなく、ジャパンディスプレイ(JDI)、中国のビジョノックスなどの企業がOLED生産の参入障壁を下げる新技術を適用し、全体的な生産性が高まるという分析が出ている。

20日、市場調査会社のトレンドフォースによると、OLED生産工程で持続的なコスト削減が行われており、これにより今年、OLEDパネルがスマートフォン市場で50%以上のシェアを確保すると予想した。OLEDパネルが搭載されたスマートフォンの割合は、昨年42%から50%を突破した後、2026年には60%以上に達するとトレンドフォースは観測した。