SKハイニックスが世界最高層である321段のNANDサンプルを公開した。300段以上のNAND開発を公式化したのは世界初だ。
SKハイニックスは8日(現地時間)、米国カリフォルニア州サンタクララで開幕した「フラッシュメモリサミット(Flash Memory Summit-FMS)2023 」で321段1テラビット(Tb)TLC(Triple Level Cell)4D NANDフラッシュの開発経過を発表し、開発段階のサンプルを展示した。
NANDフラッシュは電源が切れてもデータが保存されるメモリ半導体で、セルを垂直に積み重ねてデータ容量を増やす積層技術が競争力の核心要素とされている。
メモリ業界で300段以上のNANDの具体的な開発経過を公開したのはSKハイニックスが初めてだ。SKハイニックスは、321段NANDの完成度を高めて2025年上半期から量産する計画だ。