最近、ディスプレイパネルに使われる次世代発光素材として量子ドットが注目されている。
特に、カドミウム・鉛のような有毒物質を含まない環境にやさしいインジウムホスファイド(InP)量子ドットが注目されているが、現在の技術では超高解像度の実現が難しく、量子ドットLED(QLED)ディスプレイやメガネ型拡張・仮想現実機器に適用するには限界があった。
韓国科学技術院(KAIST)新素材工学科のチョ・ヒムチャン教授の研究チームは、環境にやさしいInP量子点の優れた光学的特性を維持しながら超高解像度でパターンを製作する技術を開発したことを26日に明らかにした。