電気自動車バッテリー(EV電池)の世界シェアで、韓国企業3社がトップテンに入ったことが分かった。LGエナジーソリューションが2、SKオンが5位、サムスンSDIが6位だった。1位は中国のCATLだった。日本企業は何位だろうか?
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8日、SNEリサーチの発表によると、昨年LGエナジーソリューションのEV電池の世界使用率は2021年より18.5%成長となる70.4GWh(13.6%)だった。 167.1%の成長傾向を見せた中国のBYD(世界3位)と同率だった。 1位は92.5%の成長率を示し、使用量191.6GWh(37%)を記録したCATLだった。
4位は日本のパナソニック(38GWh・7.3%)だった。 使用量は増えたが、シェアは前年より4.7%減った。 SKオン(27.8GWh)とサムスンSDI(24.3GWh)は、それぞれ5.4%、4.7%のシェアだった。 7~10位は中国系バッテリー企業が占めた。
昨年、世界各国に登録された電気自動車(EV・PHEV・HEV)のバッテリー総使用量は517.9GWhだった。 前年より71.8%上昇した。 上位10社のバッテリー企業の使用量もともに増加したが、中国系企業が特に爆発的な成長傾向を示したことが把握された。 CATLを除く5社とも3桁の成長率を記録した。
SNEリサーチは「米国がインフレ削減法(IRA)を施行した中、中国バッテリー企業がグローバル市場攻略を加速する状況」であるとし、「韓国3社とのシェア競争も過熱する見通し」であると分析した。
SNEリサーチは今年、世界のEVバッテリー使用量を約749GWhと見込んだ。
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