韓国の医療系メディアなどによると韓国の製薬大手オリパス(olipass.com)は21日、非麻薬性鎮痛剤「OLP-1002」および誘導体について、日本で特許を取得したと明らかにした。
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特許名は「SCN9A Antisense Pain killer」だ。 今回の特許取得は米国シンガポール、オーストラリアなどに続いて8回目とのこと。 オリパスは世界主要国に物質特許を出願し、審査されている。
オリパスはオーストラリアで慢性関節炎の疼痛患者を対象にOLP-1002の臨床2a相評価を行っている。
オリパス関係者は「非麻薬性鎮痛剤OLP-1002および誘導体に対する日本特許取得は日本での独占的権利確定を意味し、技術輸出など事業開発の観点から非常に重要だ」と述べている。
非麻薬性鎮痛剤とは中枢神経にはたらきかけて、麻薬に準ずる鎮痛作用を発揮する薬だ。
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