英調査の自動車ブランド価値ランクで現代自動車がトップ10入り トヨタは1位陥落

現代自動車がグローバル完成車ブランド価値ランキングで初めて「トップ10」にランクインした。テスラはメルセデスベンツとトヨタを抑えて1位に輝いた。

(参考記事:米紙の車耐久性評価TOP10に韓国車が入るも、日本車がズラリ

7日、英国のブランド評価コンサルティング会社「ブランドファイナンス(Brand Finance)」が最近発表した「2023グローバル自動車ブランド」によると、現代自動車は昨年12位から3段階上昇して9位にランクインした。

ブランドファイナンスが発刊した今年の産業報告書を見ると、現代自動車の価値は159億ドルで、昨年(136億ドル)に比べ16.9%も増加した。これにより、現代自動車はブランドファイナンス調査で初めて「トップ10」に名を連ねた。

BrandFinance

テスラは1位に選定され、世界で最も価値のある自動車ブランドに選ばれた。テスラの価値は662億ドルで前年(460億ドル)比43%上昇した。続いてメルセデスベンツ(588億ドル)とトヨタが「トップ3」を占めた。ただ、トヨタの場合、昨年(642億ドル)より18.3%減の525億ドルにとどまった。

英国ロンドンに本社を置くブランドファイナンスは、ブランド所有者がオープンマーケットでブランドをライセンスすることで得られる純経済的利益に対する評価を通じてブランド価値を測定する。

特にブランドファイナンスは、現代自動車の電気自動車投資、未来モビリティに対する新しいビジネスモデルの模索、顧客サービスなどを高く評価した。

急激なブランド価値の下落を見せたブランドもある。

フォルクスワーゲンは昨年の410億ドルから340億ドルで17.0%下落し、2段階ダウンとなる6位にとどまった。ホンダも昨年282億ドルから242億ドルと14.1%下落し、フォードも10.1%下落して7位と8位を記録した。

(参考記事:韓国製SUV「ツーソン」が販売台数世界9位に 日本車は?
(参考記事:米国の「自動車在庫効率」調査で韓国起亜が1位に トヨタは3位
(参考記事:韓国のEV「アイオニック6」が世界カーオブザイヤーを受賞…初月販売数は222台

(参考記事:世界空港ランキングで韓国仁川が4位に浮上 羽田や成田は?
(参考記事:【旅券ランキング】世界2位は韓国…192カ国にノービザで行ける しかし日本は…
(参考記事:韓国記者協会が選ぶ「今月の車」に「トヨタRAV4 PHV」が選ばれる