起亜のニーロPHEV、世界3大デザイン賞で受賞

起亜自動車ニーロ・プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが世界3大デザイン賞である「レッドドットデザイン賞」で製品デザインの優秀性を認められた。

17日、ニーロPHEVモデルは「2023レッドドットデザイン賞」(Red Dot Design Award)の「製品デザイン」(Product Design)部門を受賞した。この賞は、顧客のニーズに応える革新的な自動車デザインを適用したモデルに与えられるもので、最先端のデザインの先頭に立つという起亜自動車の意志を示している。

相反する概念の創造的融合」を意味する起亜ブランドのデザイン哲学「Opposites United(オポジット・ユナイテッド)」を適用したニーロPHEVモデルは、感性的でありながら合理的なデザイン美学を披露したという評価を受けた。特に、環境にやさしい素材を積極的に活用したインテリアデザインの創造性が好評を得た。

起亜自動車のヨーロッパ商品企画ディレクター、Sjoerd Knipping氏は、「今回の受賞は、車両デザインに対する起亜ブランドの努力を示す成果」とし、「今後も自動車デザインの境界を広げていきたい」と述べた。

1955年から毎年行われているレッドドット・デザイン・アワードは、iF、IDEAアワードと共に世界3大デザインコンペティションとして知られている。世界の専門デザイナーと大企業のデザインチームが参加して実力を競い合う。審査員はデザインの革新性と機能性を基に、分野別に最高のデザインを選定・発表する。

起亜自動車は2009年、韓国ブランドとして初めてソウルでレッドドット・アワードを受賞した後、これまでレッドドット・デザイン・アワードで計28回目の受賞を記録した。

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