韓国各紙は16日、日本の自動車企業ホンダがシートベルトの欠陥で米国とカナダで販売した車両45万台をリコールすると報じた。
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リコール対象は2017~2020年のCR-V、2018~2019年のアコード、2018~2020年のオデッセイ、2019年のインサイトなどのモデルで、計44万8千台に達する。
ホンダは、米国道路交通安全局(NHTSA)に提出した報告書で、運転席と補助席など前部座席のシートベルトが基準を外れて製作され、正しくロックされない可能性があると明らかにした。
これに対し、シートベルトが正しくロックされず、車両衝突時にドライバーなどの負傷の危険性が大きくなる可能性があるとリコールの理由を説明した。
ただし、この欠陥による負傷事例は現在までに報告されておらず、車両所有者はディーラーでシートベルトを交換することができると付け加えた。
リコールが必要な車両所有者は、来月17日から書面で通知される。
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