韓国の研究陣が次世代二次電池として知られる全固体電池のための固体電解質膜の開発に成功したと発表している。
韓国電子通信研究院(ETRI)は、硫化物系固体電解質と高分子織物支持体を活用して、従来のペレット形態に比べて10倍以上薄く、エネルギー密度は6倍増加した固体電解質膜の開発に成功したと明らかにした。
※当該報道資料原文(ハングル):https://www.etri.re.kr/kor/bbs/view.etri?keyField=&keyWord=&nowPage=1&b_board_id=ETRI06&year_gubun=&b_idx=19057
この成果は、世界的な学術誌「ACS Applied Materials & Interfaces」(ACS Applied Materials & Interfaces)にも掲載されている。
全固体電池は、電池の核心構成要素である電解質を従来の液体形態から固体形態に置き換えた電池である。