韓国紙「S&Pが日産を”ジャンク級”に格下げ」

韓国聯合ニュースなど韓国各紙は8日、ロイター通信の報道をもとに、国際格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)が日本の自動車会社日産の長期格付けを従来の「BBB-」から「BB+」に一段階引き下げたと報じた。

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BBB-は投資等級、BB+は投資に注意が必要な投機(ジャンク)等級に該当する。

S&Pは、日産の業績が当初の予想に比べて低調で、今年も厳しい一年を過ごすことが予想されると説明した。

しかし、収益性が低下するリスクが限定的で、保守的な財務管理規律と健全な財務状態を維持する期待感により、格付け見通しは安定していると述べた。

S&Pは「会社の業績が3年以上低迷している」とし、自動車核心部品の世界サプライチェーンの混乱が今年も続くと予想した。

続けて「今年下半期、米国と欧州内の新車販売の減速が販売価格を圧迫するだろう」と観測した。

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