自動車専門メディアのホットカーズ（Ｈｏｔ Ｃａｒｓ）は９日、米国道路交通安全局（ＮＨＴＳＡ）と米国高速道路安全保険協会（ＩＩＨＳ）を含む主要安全機関の衝突テスト結果を基に、世界で最も安全な車ＴＯＰ１０を選び注目を集めている。韓国と日本の車も選ばれた。
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１０位はトヨタの「カムリ」が選ばれた。カムリはトヨタのベストセラーカーであり、２０２３年型カムリは最近行われたＮＨＴＳＡの衝突テストで５つ星満点中５つの総合安全評価を受けました。また、ＩＩＨＳの衝突テストでも最も安全な評価である「トップセーフティピック＋（Ｔｏｐ Ｓａｆｅｔｙ Ｐｉｃｋ＋）」を獲得した。
９位はボルボ「Ｓ６０」だった。ボルボは自動車の安全を優先するブランドとして有名で、道路上で最も安全な車両を生産することで高い評価を得ている。８位はテスラの「モデル３」が獲得した。テスラが２０１７年に発売した中型高級４ドアセダンであるモデル３は、ＩＩＨＳの広範なテストで「トップセーフティピック＋」を獲得した。７位にはボルボ「ＸＣ９０」が選ばれた。
６位には韓国の高級ブランドであるジェネシスの「Ｇ９０」がランクインした。ジェネシスＧ９０はＴＯＰ１０のうち唯一の韓国車となった。現代自動車の高級セダンであるジェネシスＧ９０は、優れた性能と素早く加速しながらも静かな乗り心地で好評を得た。安全性の面でも、ジェネシスＧ９０はＮＨＴＳＡとＩＩＨＳの衝突テストで高い評価を受けた。２０２３年モデルは、ＩＩＨＳトップセーフティピック＋の評価を受けた。
５位はマツダのＭＡＺＤＡ３がランクインした。ＭＡＺＤＡ３を再設計し、優れたハンドリングとエネルギッシュな加速が特徴であり、セダンまたはハッチバックのどちらのモデルも、ＩＩＨＳの衝突試験結果に基づく優れた衝突回避および緩和機能を提供する。２０２３年モデルでは、フロントとリアのサイドエアバッグがアップグレードされ、側面衝突時の乗員保護が向上している。
４位はホンダ「ＣＲ－Ｖ」が占めた。ＣＲ－Ｖは、修理費用が安く、再販価値が高く、実用的で快適な小型ＳＵＶで、長年にわたって大きな人気を博している。ＣＲ－Ｖの最新モデルは衝突テストで高い評価を受け、衝突回避の優れた評価で２０２３年にＩＩＨＳの「トップセーフティピック＋」を獲得した。
３位はレクサスの「ＵＸ」が選ばれた。高級準中型ＳＵＶであるＵＸは、豪華なインテリアと快適な乗り心地を提供する。２０２２年型モデルの場合、ＮＨＴＳＡ総合５つ星の評価を受けた。ＩＩＨＳもＵＸについて、すべての衝突テストや衝突防止で良好・優秀と評価した。
２位はテスラの「モデルＹ」が選ばれた。モデルＹは、欧州ＮＣＡＰの最新のテストを受けたすべての車両の中で最も高い総合スコアを獲得した。前面、側面、後部衝突で９７％の安全保護が可能という驚異的な評価とともに、２０２３年のＩＩＨＳトップセーフティ＋評価を受けました。
１位はスバル「アウトバック」が選ばれた。スバル・アウトバックはスバル・レガシィのワゴンバージョンで、レガシィとアウトバックともに衝突時に最も安全な車の一つだ。両車とも、ＩＩＨＳの衝突危険性、衝突回避および緩和テストで「良好」および「優」の評価を受けた。また、トップセーフティピック＋に指定されている。
TOP１０のうち、実に５台が日本車となっており、日本車の安全性の高さが目立つ。他に、韓国車は１台が選定され、ボルボとテスラが2台ずつという結果になっている。
（参考記事：韓国紙「日本が台湾に新幹線輸出…127億円」「台湾で運行の韓国製車両は故障700件」）
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（参考記事：米モータートレンド誌「業界影響力１位は現代自動車会長」「豊田章男社長は３０位」）
