英国のディーラー満足度調査で韓国起亜が1位に…レクサスを抜く

英国の自動車ディーラーを対象にしたブランド満足度調査で、韓国の起亜自動車が日本のレクサスを抜いて1位になったことが分かった。

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23日、英国ディーラー連合会(NFDA)が行った「2022/23ディーラー満足度調査」(Winter Dealer Attitude Survey2022/23)において、起亜自動車は10点満点中9.3点を獲得し1位となった。起亜は2022年に英国で次世代モデル「スポテージ」や「ニーロ」、様々な賞を受賞した「EV6 GT」などを発売し、史上初の販売台数10万台を達成するなど好成績を収めていた。

今回の調査は、プレミアムカーも含む総合ランキングであり、そこで1位を獲得したことは意味が大きい。また、同調査はNFDAがこれまで実施したディーラー満足度調査で最も高い回答率を記録しており、起亜への支持が高いことが分かる。

起亜自動車は、半期ごとに行われているNFDAの当該調査で2017年から14回連続で3位以内を維持している点も注目だ。これに先立ち、起亜自動車は昨年9月下半期のディーラー満足度調査でも一般ブランド部門で1位、プレミアムブランドを含むランキングで2位に入っていた。

<動画:起亜自動車のプロモーション映像>

昨年下半期に1位だったレクサスは合計9.2点を獲得し、2位に後退した。続いてミニ(MINI)とメルセデスベンツがそれぞれ3位と4位にランクインした。5位以降はブランド名が公開されなかった。

ポール・フィルポット(Paul Philpott)起亜自動車英国法人長は「私たちは、長年にわたりディーラーパートナーと密接に協力し、お客様とディーラーの両方にとってベストな状態を実現するために常に努力してきた」とし、「NFDAの調査で販売店の意見を聞くことは、私たちの商品とサービスのさらなる改善に役立つ貴重な財産だ。私たちの努力の結果、起亜自動車が英国でNo.1のブランドとして位置づけられることを実感し、やりがいを感じている」と述べた。

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続けて「起亜自動車は、その地位に甘んじることなく、このたび発表した7人乗りの新型SUV「EV9」をはじめ、数々のイノベーションと新製品を市場に送り出すことができることを嬉しく思っている」と述べている。

起亜の「EV9」は、英国市場に投入される最新の電気自動車SUVであり、2023年後半に英国上陸予定だ。起亜のE-GMPプラットフォームを採用し、7人の乗りで、広いキャビンスペースと洗練された超信頼性のEV走行を実現する。中央列のシートは独立して180度回転することもできる。

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