米国の自動車リサーチ会社であるJ.D.パワー(J.D. Power)が「2023年米国内の顧客サービス満足度指数(CSI)」の調査結果を最近公開した。
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この調査は2022年8月から12月まで行われた。2020~2022年式車両所有者6万4,248人を対象に行われたもので、サービス品質、サービス担当者、車両ピックアップ、サービス施設などを指標に1000点満点で評価される。例えば車両リコールがあれば満足度は下がる仕組みだ。修理にかかる日数(待たされる日数)もスコアに影響する。
調査はプレミアムブランド、一般ブランド、一般セダン、一般SUV、プレミアムセダン、プレミアムSUV、トラックなどに細分化して行われたが、韓国の現代自動車グループはトラック部門を除くすべての項目でランクインしたものの、すべて平均以下という残念な結果となった。相対的にレクサス、三菱、スバル、日産のような日本ブランドがすべての評価項目で1位に輝いた。近年、品質や選好度などでは高評価を得るようになった韓国車だが、顧客サービスという点ではまだ日本車ブランドに及ばないようだ。
プレミアムブランド分野の1位はレクサスで、ポルシェ、キャデラック、インフィニティなどが続いた。今回の調査で900点以上はレクサスが唯一だった。現代自動車グループのジェネシスは819点で最下位の14位にランクされた。
一般ブランド1位は日本の三菱自動車が占めた。続いてマツダ、ビュイック、スバルの順だった。起亜自動車は12位、現代自動車は17位でやはり中下位に低迷した。
プレミアムセダン1位はやはりレクサスだった。続いてポルシェ、インフィニティ、BMWが名を連ねた。ジェネシスは最下位の10位だった。
一般セダン1位はスバルが占め、マツダ、ホンダ、シボレーなどが続いた。起亜自動車は10位、現代自動車は12位に留まった。
プレミアムSUVのサービス満足度1位もレクサスだった。キャデラック、ポルシェ、インフィニティなどが続いた。ジェネシスは13位だ。
一般SUV/ミニ部門では、三菱が1位になった。マツダ、ビュイック、GMCがそれぞれ2、3、4位を占めた。起亜車が12位、現代自動車が14位に留まった。
ピックアップトラック部門1位は日産が占めた。シボレー、GMC、トヨタ、フォード、ラムが続いた。
一方で、近年米国で売り上げを伸ばしている電気自動車だが、内燃機関車に比べ2倍以上リコールが多くサービス担当者も十分な知識を備えていないこともあり、満足度も低い結果が出ている。自動車サービス担当者の知識レベルの満足度スコアは8.01点(10点満点)で内燃機関車(8.59点)より低く評価されたとJ.D.パワーは伝えた。
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