韓国紙「英国が日本主導のTPPに加盟合意へ」「韓国も今がチャンス」

聯合ニュースなど複数の韓国紙は、日本メディアの報道をもとに、英国がCPTPP(環太平洋パートナーシップ協定)に加入することについて、加盟国が近いうちに合意する見通しだと報じた。

(参考記事:韓国の中小企業45.6%が「日本の輸出規制で大変だった」 76.6%が「交流拡大期待」

報道によると、英国と加盟国の閣僚は今年7月にニュージーランドで英国の加入に署名する方向で調整している。

CPTPPはアジア・太平洋地域の11カ国が結成した多国間自由貿易協定(FTA)であり、11の加盟国がすべて賛成しなければ加入できない。

米国がドナルド・トランプ前大統領の任期中に環太平洋経済連携協定(TPP)から脱退すると、日本の主導のもと、カナダ、オーストラリア、メキシコ、ペルー、シンガポール、ベトナムなど残りの国が2018年12月に発足させた。

CPTPPは、商品貿易における関税撤廃レベルが高いだけでなく、標準及び技術障壁、投資、サービス、知的財産権、電子商取引などでも高いレベルの条項を含んでいる。

英国はブレグジット(Brexit-英国のEU離脱)以降、新しい輸出市場を探し、アジア・太平洋地域に力を入れており、日本が主導するCPTPPに加入を申請した。

英国以外にも中国、台湾、エクアドル、コスタリカなどが加入を申請した状態であり、韓国も加入を推進している。

韓国の経済紙チョソンビズは今月8日の記事で、「これまで日本は既存のCPTPP会員11カ国の中で唯一、韓国の加入について曖昧な態度を示してきた」としつつ、最近行われた日韓首脳会談により、「前政権(文在寅政権)時代にこじれた韓日関係が改善されるとの期待が高まる中、韓国のCPTPP加入にも青信号が灯ったという評価が出ている」などと伝えている。

一方で、農水産物弾帯などは、以前から、CPTPP加入によって外国産製品の輸入が増えることで、自国産業が損害をみるとして反発している。文在寅政権時代の2021年12月13日、韓国総合農業団体協議会は声明を発表し、「(韓国のCPTPP加入は韓国の農業、さらには食の主権を放棄することに等しい」と反対の姿勢を示している。

この報道をみた韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが投稿されいている。(※ネイバーニュースコメント参照)

「マジで日本が世界を主導しているな。日本は滅亡すると言ってた奴がいたが」
「文在寅政権が退陣したことで国が救われた」
「尹錫悦はやっと仕事らしいことをしたな」
「未来を築くからといって歴史を忘却することが良いことなのか?」
「というか、CPTPP加盟国とは日本を除いてすべてFTAを結んでるんだよね」
「輸出主導型の我が国はこれしから生きる道は無いよ」
「元植民地国が旧宗主国をまくる唯一の例になれば良い」
「大騒ぎしたこれまでの(日韓関係の)5年間って何だったんだろうな」
「自尊心を売り払って何をしたいのか」

以上 コリアエコノミクス編集部

(参考記事:韓国産業研究院「日本と協力し次世代半導体開発を」「韓国の技術は限界」
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