「EV充電所市場は7年後16兆円規模に…現代自動車も主要プレイヤー」Emergen research

世界の電気自動車市場規模が急速に拡大する中、電気自動車充電所の市場規模も成長を続け、2030年には市場規模が約16兆円に達すると予想される。 

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26日、グローバル市場調査会社のエマージェンリサーチ(Emergen Research)によると、グローバル電気自動車充電所市場規模は年平均成長率(CAGR)38.7%を示し、2021年の67億2000万ドル(約8.7兆円)規模から2030年には1231億2000万ドル(約16兆円)規模に成長する見通しだ。

各国政府の電動化転換政策による電気自動車の購入増加などが主な成長要因として挙げられる。電気自動車充電所の必要性が高まるほど、膨大な資金が投入され、市場規模の成長を促すという説明だ。特に最近、全世界のドライバーのエコに対する認識が持続的に高まっているという点で、成長が促進されるという期待感が高い。

電気自動車充電所市場の成長を主導する企業としては13社が挙げられた。現代自動車をはじめ、テスラ、ABB、BPパルス、シュナイダーエレクトリック、セマコネクトネットワーク、EVgo、EVボックスグループ、イートンコーポレーション、シェル、ブリンクチャージング、シーメンス、ベバストなどだ。韓国企業としては現代自動車が唯一だった。日本企業は無かった。

ただし、電気自動車充電所の高価な初期設置費用は市場の収益成長を妨げる要因として挙げられた。特に、超高速充電所の場合、一般充電所と比較すると初期費用が非常に高いという指摘だ。特に、運営面では人件費と維持管理費、許認可税、電気充電設備などその他の費用が電気自動車充電所構築のための全体的なコストを増加させており、変数になると分析された。

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