起亜自動車の高性能電気自動車EV6 GTがワールドカーアワードの「ワールドパフォーマンスカー」に選ばれた。
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ワールドカーアワード(World Car Awards)運営委員会は5日(現地時間)、米国ニューヨークで開かれる「2023ニューヨーク国際オートショー」の現場で、起亜EV6 GTがワールドカーアワード(WCA)の「2023年ワールドパフォーマンスカー(World Performance Car)」に選定されたと発表した。
今回のワールドカーアワード(WCA)の「ワールドパフォーマンスカー」部門には起亜EV6 GTをはじめ、日産Z、トヨタGRカローラなど3つのモデルが最終候補として競争を繰り広げた。韓国の電気自動車VS日本のエンジン車の構図だったが、韓国製EVがこれを制したことは、日韓対決に留まらず、自動車性能の転換においても象徴的な意味を持つかもしれない。
起亜の高性能純粋電気自動車EV6 GTは最高出力430kW(576馬力)、最大トルク740Nm(75.5kg.m)の強力なパワーを発揮する。後輪駆動方式を基本としたフルタイム4輪駆動システムが適用され、自動1速トランスミッションが組み合わされる。77.4kWh容量のリチウムイオン電池が適用され、1回の充電で342kmを走行することができる。
起亜自動車のソン・ホソン社長は、「ワールドカーアワードの審査委員会からこのように認められたことは大変光栄です」と述べ、「世界をリードする持続可能なソリューションプロバイダーとして飛躍する起亜自動車は、優れた実用性を提供すると同時に、独創性、技術、デザインを通じて顧客にインスピレーションを与える車両です。この栄誉は、私たちの戦略の成功をさらに確認するものです」と感想を述べた。
一方、ワールドカーアワーズ(WCA)は、世界32カ国で合計100人の自動車専門記者が審査員として活動している。最高賞となるワールドカーオブザイヤーには、やはり韓国製EVであるアイオニック6(現代自動車)が選ばれた。
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